卒業後に向けた支援について
2025/02/10
今回は主に中高生以上のお子さまを対象とした卒業後に向けた支援について説明したいと思います。
お子さまの年齢が重なるにつれて保護者様として不安要素として出てくるのは、高校を卒業した後のお子さまの進路だと思います。
放課後等デイサービスを利用しているお子さまの卒業後の進路としても様々であり、一般就職をされる方がいるのは勿論、福祉就労として障害者総合支援法に基づいたサービスとして就労移行支援や就労継続支援に通所される方、生活介護や自立訓練といった通所事業所に通われる方などがいらっしゃいます。
ウィズしもつまとしての想いとしまして、これらの様々な選択肢がある中で、将来の選択の幅をより広げられるように、さらにお子さまが卒業に近い年齢になった場合には、将来の居場所での作業や仕事を想定した活動を個別の療育(支援)の時間に取り入れさせていただいております。
例えば現状下妻市を始め多くの自治体の就労事業所では、主に内職の仕事をされている事業所様が多くあります。
そこで必要となるチカラとして、同じ作業を繰り返し行うチカラであったり、長い間椅子に座った状態で作業をするチカラ等であったりします。
放課後等デイサービスは、楽しみながら過ごすことがベースではありますが、卒業が近くなってくるタイミングでは、それだけではいけなくなる場合もあり、少しずつでも「仕事」というものと向き合っていかなくてはいけない場合も多くございます。
就労支援を望まれる場合に、お子さまの中で「事業所=遊ぶところ」という認識のまま、就労に移行してしまっては特に危険です。
ウィズしもつまとしましては、前述したとおり、楽しみながら過ごすことがベースは崩しませんが、年齢や卒業後の進路先によっては、メリハリを持って活動(作業)とあそびを両立出来るよう支援させていただいております。
主な卒業後を想定した個別の課題
・ボールペンの組立
・箱折り
・シュレッター 等