肢体不自由の子どもに向けた放課後等デイサービス「ウィズしもつま」
2023/09/27
肢体不自由を持つ子どもたちが、普段の生活で困難を抱えていることは想像に難くありません。そんな子どもたちが、安心して過ごせ、楽しい時間を過ごせる場所があるとしたら、どんなに心強いでしょうか。そこで、私たちは令和3年4月より、肢体不自由の子どもたち向けの放課後等デイサービスとして「ウィズしもつま」を開業致しました。肢体不自由であっても、彼らが持っている可能性を最大限に引き出すことができる場所として、運営をしております。
目次
放課後等デイサービスとは?
放課後等デイサービスとは、子どもたちが放課後の時間を過ごすことができる障害児通所支援事業のことです。小学生から高校生を対象とし、自立支援や日常生活の充実のための活動、創作活動、課外活動、余暇の提供等をしています。 放課後等デイサービスを利用することで、保護者は仕事や用事などで外出する際に安心して子どもを預けることができ、子どもたちは学校とは異なる環境で個々に合わせた個別支援計画を基に指導員による発達支援が行っており、事業所の数も年々増えているため、放課後等デイサービスの需要もとても高まっています。
肢体不自由の子どもたちに向けた放課後等デイサービスとは?
ウィズしもつまでは、車椅子生活や手足に障害のある肢体不自由の子どもたちを中心とした事業運営を行っています。(医療的ケアの子どもはお断りしています)事業所の活動としては、子どもの発達段階によって決め、肢体不自由の子どもでも自己肯定感を高めていきながら、楽しく遊べる集団レクやおやつ作り、課外活動など、身体に負担のかからないことを考慮していきながら提供しております。子どもたちは、学校とはまた違った友達やスタッフと共に、新しいことに挑戦し、楽しい時間を過ごすことができます。ウィズしもつまでは、障がいのある子どもたちが自分自身を試すことができ、自信を持って成長することができるよう、さまざまなサポートを提供をしていきながら将来を見据えた支援を行っております。
個々に合わせた集団レクの提供
放課後等デイサービスは、児童福祉法に基づいた障害児通所支援事業です。このサービスにおいて、集団レクは非常に重要な役割を果たしています。 ウィズしもつまで集団レクを行う際には、お子様の発達段階を考慮しながら提供していき、子供たちが「出来た!」の経験を積んでいきながら自己肯定感を高めていけるようなレクを提供しています。例えば絵合わせゲームでは、大きなイラストの描いてあるカードを2枚ずつ用意し、神経衰弱のように遊ぶ集団レクがあります。それでは、記憶力や友だちとのコミュニケーション能力、ルールを学ぶのは勿論、身体の支援の目線で言えば、カードをめくるという行為を通して、指先のトレーニング(微細運動)の目的としても活動の提供をしています。ウィズしもつまの場合、発達段階により、この集団レクが難しい子どもは別の活動を提供する等の配慮も行っています。このような活動を通して、子ども達の体力増進や社交性の向上、創造性や共同作業能力の向上などに大きな効果や子どもたちの自己肯定感やコミュニケーション能力、協調性を向上させることができます。
肢体不自由の子どもたちにとっての放課後等デイサービスの重要性
肢体不自由の子どもたちは、日常生活において様々な制限や課題を抱えています。特に学校生活においては、授業中の移動や筆記など、普及生徒と比較して膨大なエネルギーと時間を必要とします。そのため、放課後の時間も十分に休息し、リフレッシュすることが必要不可欠です。そのような時に肢体不自由の子ども向けの放課後等デイサービスが重要な役割を果たします。ウィズしもつまの療育理念として「お子様が安心・安全に笑顔で過ごせる。」とさせていただいているように、子どもたちには無理はさせず、休憩が必要な子供には個別配慮をしていきながらサービスを提供しています。他所の放課後等デイサービス様と大きく違いのは、事業所の時間の流れがゆっくりであることが挙げられます。子育てにも言えることではありますが、「焦らない」ということはとても大切です。焦らずゆっくり、少しずつでも確実に成長を促していけるよう、支援を行わせていただいているのが、ウィズしもつまの放課後等デイサービスになります。肢体不自由の子どもでなくても、ウィズしもつまの雰囲気の中で過ごしていただければ、勿論ご利用は可能です。少しでも、気になって下さいましたら、お気軽にお問い合わせください。