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療育理念について【叱るだけの療育ならいりません】

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療育理念について【叱るだけの療育ならいりません】

療育理念について【叱るだけの療育ならいりません】

2023/08/23

今回は私(代表者)の療育理念について少しばかりお話させていただきます。

 

 

 

代表である私自身、あまり「叱る」という支援は従業員さんに推奨をしていません。

 

正確に言えば「『叱る』だけの療育なのならいらない」と私は思っており、𠮟り方もきちんと工夫していかないと意味がないと考えております。

 

何故かというと、ただ叱る(怒る)という行為をして子どもをしつけたとしても、本質的なところで、あまり効果が出ないと私自身は思っているからです。

 

ではそもそも何故「叱る」必要があるのでしょうか?

 

多くの方はそのお子様の(悪い)行動を止めさせる為と仰るかもしれません。

 

でも実際は重要なのはそこではありません。

 

重要なのは次にその(悪い)行動を繰り返さないことだと私は思います。

 

起きてしまったことは仕方ありません。

 

過去には戻れないですからどうしようもない。

 

なのでそこをいちいち言っても意味はない。

 

ただ同じことは繰り返さないようにする。

 

そこが療育支援者の目標です。

 

それをまずはポイントとして療育支援者には頭に入れてもらいたいと思います。

 

 

そこで叱り方のポイントとして私なりにまとめてみますと、

①すぐに叱るのではなく、3秒待つ(冷静になる)

②感情を抑えて、事務的に指示する

③(可能であれば)どうしてその行動をしたのかお子様本人に説明してもらう

の3つのポイントを実践することをお勧めします。

 

要は「怒る」では絶対に駄目ですよ!ということです。

 

お子様に自身の感情をぶつけることが目的ではないので、きちんと支援者側も冷静になってお子様と向き合っていくことが重要なのです。

 

「𠮟る」と「怒る」は全然意味が違いますので注意しましょう。

 

 

 

それと同時に重要になっていくのが、「褒める」ことを忘れないで欲しいと思います。

 

叱る時には3秒待つことがポイントとして挙げましたが、褒めるときはできる限りすぐに褒めて下さい。

 

因みに皆さまは「褒める」練習をしたことはありますでしょうか?

 

是非声に出して練習してみてください。

 

練習しないと案外できませんよ?

 

私もこの仕事をしているから出来るようにはなりましたが、練習して意識しないと、出来て当たり前だと思ってしまい、褒め忘れてしまうことは多いです。

 

発達の遅れがあるお子様は成長するスピードは遅いかも知れません。

 

でも確実に成長しています。

 

なので療育支援者側が焦ったり、諦めたりしてはいけません。

 

少しずつでいいので出来ることを増やしてけるよう支援をしていきましょう!

 

 

 

是非、この考えに共感して下さる方は、当事業所にて一緒に働いてみないでしょうか?

 

現在(令和5年8月23日現在)、正社員、パート、アルバイトで働いて下さる方を募集しております。

 

私は仕事を選ぶ際には、療育理念とご自身の理念のマッチングも大切な要素だと思っています。

 

この記事を読み、少しでも気になって下さいましたらお気軽にお問い合わせください。

 

長文ありがとうございました。

 

代表取締役 齋藤大樹

 

 

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