放課後等デイサービス「ウィズしもつま」の想いについて
2023/11/16
身体障がいのお子様にとって、日常生活において様々な支援が必要とされます。下妻市には、身体障がいをお持ちのお子様の通う特別支援学校があります。その放課後の支援の一つとして、当社の運営しますウィズしもつまがあります。本記事では、ウィズしもつまの想いについて伝えさせていただこうと思います。
目次
ウィズしもつまの代表の想い
当社は放課後等デイサービス事業所ウィズしもつまを運営しています。当事業所は、「肢体不自由のお子様を中心に安心・安全に笑顔で過ごせる」ことをモットーに運営していることもあり、下妻市にあります下妻特別支援学校様に通われる児童・生徒様が多く利用されております。元々当事業所のような事業所を作ろうと思ったのは、重症心身の事業所以外に身体障がいのお子様を主とした事業所がないと感じたからです。代表の私自身、放課後等デイサービスで勤務してから独立した身であり、放課後等デイサービスの事業の実態は把握しております。結論から申すと、私は学校でわざわざ知的、身体と分けてあるにも関わらず、安易に身体障がいのお子様を所謂普通(知的障がい、発達障害メイン)の事業所で支援を受けるのは大変危険であり、療育のベクトルもぶれる可能性があり、あまり得策ではないと感じました。私は全ての事業所で全ての「障害」のニーズに対応していくのは、無理があるし、あまり健全ではないと思っています。学校にクラス分けがあるように放課後等デイサービスや児童発達支援にもそれぞれの居場所をある程度は分けていく必要があると思います。事実、過去に勤めていた放課後等デイサービスでは、知的障がいのお子様が中心であった為、身体障がいのお子様への支援が不十分でありました。私はきちんとその子に合った「居場所」を作ってあげたいという想い、今のウィズしもつまのかたちで事業を提供させていただいております。
一番の支援者は保護者様であって欲しい
放課後等デイサービスでは、お子様たちの学校からの放課後時間を有意義に過ごせるような支援を提供していますが、お子様本人の支援だけでなく家族支援も大切な要素の一つです。当事業所の想いとしては「お子様にとっての一番の支援者は保護者であって欲しい」と思っています。発達支援を行うといっても高々多くて数時間、さらには高校卒業までの期間での話です。ですが、保護者様は療育支援者以上の時間をお子様と過ごしていきます。私たちの仕事は、発達支援(療育)を通して、保護者様にお子様との接し方の助言やサポートをさせていただき、かつ長時間預かることで就労支援やレスパイトケアを行いながら、保護者様に余裕を与え「子育てが楽しい!」と思ってもらえるようにすることであると思います。だからこそ発達支援のプロとして自覚を持ち、ただ預かるのではなく、行った支援を伝え、保護者様によりお子様と向き合っていただけるよう常に家族様の支援を行う意識をもつことが大切です。